北野武ことビートたけしは、今や海外では”世界のキタノ”として映画監督業のほうが有名です。

ここ数年は「TAKESHIS」や「監督ばんざい!」「アキレスと亀」など、当初とは路線を変えたアーティスト作品を作ってきたのですが、最新作「アウトレイジ」はキタノ作品の原点に戻ったかのようなヤクザ映画となっています。

作品のタイトル「アウトレイジ」とは、日本語にすると「激怒」「暴力」「非道な行為」という英語です。

タイトル通り、登場する人物はすべて”悪人”で、出演する國村隼、石橋蓮司などはいかにもそれらしいのですが、小日向文世や加瀬亮といったあまり悪役のイメージのない人たちも出演していたのは興味深いものでした。

そしてそんな”いい人そう”な人たちこそ、一旦キレると本当に恐ろしいということを知らされました。